バンクシーの作品は日本にあるの?あるなら場所はどこ?
最近英国を拠点としている匿名芸術アーティストのバンクシーが新作を公表したのが話題になっています。
そんなすべてが謎に包まれているバンクシーや作品は日本にあるの?あるなら場所はどこ?と気になっている方も多いと思います。
今回はそんな皆さんの疑問など調べてまとめてみました。
バンクシーってどんな人物?
バンクシー(Banksy, 生年月日未公表)は、英国を拠点とする匿名のアーティスト(路上芸術家)、政治活動家、映画監督。彼の風刺ストリートアートと破壊的なエピグラムは、独特のステンシル技法で実行された落書きとダークユーモアを組み合わせたものである。
彼の政治および社会批評の作品は、世界各地のストリート、壁、および都市の橋梁に残されている。バンクシーの作品は、アーティストとミュージシャンのコラボレーションを伴う、ブリストルのアンダーグラウンド・シーンから生まれた。バンクシーは、後に英国の音楽グループマッシヴ・アタックの創設メンバーとなったグラフィティアーティスト、3Dに触発されたと語っている。
バンクシーは彼の作品を壁や自作の物理的な小道具のような、公に見える表層に展示している。
バンクシーといえば
人前に一切姿を現さず、制作している姿を誰にも見せない
また本名を知る人は極一部で、社会風刺的な作品が多いことで有名です。
新作を公表するたびに話題になり、
バンクシーの作品は、世界各国の路上や壁などに
スプレーで絵を描くというやり方をアートとして作品にするということで有名ですが
あのWikipediaでもバンクシー自身の情報はあまりありませんでした。
一体どんな人が書いているのでしょうか。
そのミステリーさがさらに注目を集めている要因でもありますね。
果たしてそんなバンクシーの作品は日本にあるのでしょうか。
バンクシーの作品は日本にあるの?
早速ですが結論を言います!
確定で存在するとは言い切れませんが...
バンクシーの作品に酷似した作品が日本でいくつか見つかっています!!
なぜ確定で存在するといえないかといいますと
バンクシー自身が公式で発表してないからです。
ただバンクシーの作品にものすごく酷似しているため
世間では本物ではないかと物議をかもしていました。
【ちなみにバンクシーの作品は公共の場所だったり住宅の壁にいきなり現れるため
場合によっては所有権がはっきりとしていないことがあります。
そのためその壁の持ち主が落書きと思い消したり、壁ごと盗まれることもあるそうです。】
しかし現在はバンクシーの証明書がないとオークションに出品できないとのこと。
果たしてその酷似している作品の場所はどこなのでしょうか。
バンクシーに酷似している作品の場所はどこ?
【築地のネズミ】
出典:twitter.com
こちらは2019年2月に東京都のゆりかもめの日の出駅近くの防潮扉で発見されたものです。
「あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです」と小池都知事も思わず写真を撮ってしまうほどあのバンクシーの作品にそっくりなのです!
現在は撤去されており東京都が保管しているそうです。
そして実際に本物の作品と照らし合わせたところ完全に一致したそうです。
さらにバンクシーが2003年あたりに日本にきたときに、残したとされているネズミがバンクシーの公式サイトにあるのですが、その画像の防潮扉のボルト位置などが今回のネズミの画像に激似なんです。
またそこの管理人の方は15年前ぐらいからあったと証言していることからますます信憑性が高いですよね。
ただ本人が公表していないため100%本物かどうかはわからないですが
東京都がわざわざ保管するあたり本物の可能性は高そうです!
こちらはその時のニュースです。
【少女と風船】
出典:headlines.yahoo.co.jp
〒283-0102 千葉県山武郡九十九里町小関 山武郡九十九里町小関2258
こちらは千葉県山武郡九十九里町片貝漁港の防波護岸海側で見つかった作品で
これもバンクシーの作品に酷似しています。
こちらも公表していないため本物かは分かりませんでした。
【猿と銃】
出典:big_mountainさんがアップロード
〒270-1300 千葉県印西市山田干拓一区
こちらは千葉県印西市の双子公園公衆トイレ裏で発見されました。
ですが千葉県は消去を検討しているそうです。
【女の子】
出典:big_mountainさんがアップロード
こちらは渋谷駅をはさんで、パルコ手前の工事中の壁にあった女の子です。
【恵比寿のネズミ】
出典:渋谷暗黒巡礼 Dark Pilgrimage in Shibuya : 渋谷周辺のバンクシー作品 Banksy in Shibuya
〒150-0013 東京都渋谷区 恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
こちらは恵比寿で発見されたもので、
【有名なアートギャラリーの入り口わきに描かれていたので
ほぼバンクシーの作品の可能性が高い】とのことです。
【渋谷川のネコ】
出典:渋谷暗黒巡礼 Dark Pilgrimage in Shibuya : 渋谷周辺のバンクシー作品 Banksy in Shibuya
こちらは、渋谷川沿いのビルの壁で見つかった作品で
現在は上からペンキで消されています。
【ピンク色のネズミ】
出典:headlines.yahoo.co.jp
〒662-0978 兵庫県西宮市産所町2
こちらは「福男選び」の神事で知られる西宮神社近くの
阪神電鉄高架下の市道脇の歩道の縁石で発見された作品です。
【バンクシーガードレール】
〒470-0132 愛知県日進市梅森町西田面1448−5
などなど他にもいろいろな酷似した作品が見つかっています。
今回色々調べた結果…間違いなく本物という作品は分かりませんでしたが
数多くの酷似した作品が日本で見つかっていました。
ここまで似ている作品が多いともしかしたら
数点ぐらいは本物が混じっているかもしれませんね(笑)
【ちなみに値段ですがもし本物の作品の場合…】
ものにもよるかもしれませんがバンクシーの作品であれば
高ければ1億ぐらいはいくとおもいます!
【過去の作品がそれぐらいいってたりするため】
そしてなぜ偽物が多いか、それはステンシル(型紙)で作ってるので偽物が作りやすいためです。
型紙を切り抜き、その上からスプレーして壁に描いているので
型紙を真似すればいくらでも同じものを描くことができるからです。
(グラフティやタギングなどのよく見る落書きは、缶のペイントスプレーだけで描いています)
そのためこういった真似をした本物かどうかわからない作品が増えていったのかもしれませんね。
じゃあ日本で本物の作品は見れないの…?と思った方
実は今なら日本でも正真正銘の本物の作品が見れる方法があるのです!!
それが現在日本で開催されているバンクシー展です!
こちらでは実際に本物の作品が展示されているので
日本で見たいという方は9月27日日曜までにぜひ足を運んでみてください!
Twitterの口コミ
ゆりかもめ日の出ふ頭駅付近の防潮扉で見つかった「バンクシー作品らしきネズミの絵」がレストラン船シンフォニーの日の出ふ頭乗り場待合室内で展示中
膨張扉そのものを外してて飾っているんだけど、なんとなく日本画風 pic.twitter.com/JBvXmCOkYt— PUNIP cruises(プニップ・クルーズ) (@punipcruises) November 25, 2019
【バンクシー展横浜での開催は9月27日まで!】
世界5都市で100万人以上を動員した『バンクシー展 天才か反逆者か』が横浜で開催中!
バンクシーの70点以上の作品が日本初上陸!
日本でバンクシーのリアルを堪能するチャンス!
完全事前予約制など3密対策もばっちり◎#バンクシー展 pic.twitter.com/JjjketXVxh— 旅行会社ポケカル【公式】 (@pokekaru) August 27, 2020
バンクシー作と思える「作品」があちこちで見つかって話題になる。撤去するのは愚かだとか、海外ではアクリル板で保護していて芸術に理解があるのに日本はとかいう意見を見るとなんだか可笑しくなる。どんな扱いも同じように愚かで、その愚かさそのものも含めてが、彼の作品なんだろうなと思うからだ。
— Kido (@KidoTake) August 27, 2020
バンクシーだろうが、なんだろうが公共物への落書きが許されたらダメだと思う。
日本は落書きが少ないのも治安が良い証拠。
— Miso-mama (@Misomama1) July 15, 2020
元側近が明かしたバンクシー 東京の絵は「98%本物」https://t.co/gcqaQLjSHu
バンクシーの側近だった写真家が今春、日本で個展を開きます。バンクシーの作品や制作風景の写真を通じ、「伝説の誕生と軌跡を見せたい」。
昨年話題になった東京都内のネズミの絵は「98%本物」との見立てを語りました。 pic.twitter.com/6qxPkTs89k
— 朝日新聞コブク郎 (@asahi_tokyo) March 12, 2020
議員の代わりにチンパンジーが着席している英議会を描いた「猿の議会」。日本の国会本会議場を舞台にした作品も是非描いて欲しい。題して「愚者の議会」。
【バンクシー作品で過去最高額 「猿の議会」絵画に13億円】 https://t.co/ugX985I11l— m TAKANO (@mt3678mt) October 4, 2019
いま横浜で開催中のバンクシー展の記事作成にあわせ、パリにあるバンクシー作品をあたってます。
(横浜の展覧会は日本滞在中に取材済)ここ1、2年でだいぶ消滅・盗難にあってるようで、確認できているのは5区と19区にある2点のみ。もうちょっと探します。#バンクシー #パリ #バンクシー展 pic.twitter.com/9dkz9Rdlk1
— Takeshi Sugiura 杉浦岳史 (@takesucre) July 29, 2020
日本もバンクシーみたいな世界観が公共の場でも許されるようになれたらいいのに。そしたら少しは電車が楽しくなるのになってツイ見ちゃったけどバンクシーだって許されてやってるわけじゃねーし筋違いにも程がある…
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日本では否定的な意見が多かったです。
海外とはやはり文化の違いでしょうか
一番高い作品が13億円なのには驚きました…。
またバンクシーの元側近の方が98%本物の可能性が高いということでさらに信憑性は高そうです。
さらに海外では盗難や消滅したりしているそうなので、対応の難しさが物語っていますね。
バンクシーの作品は日本にあるの?あるなら場所はどこ?まとめ
今回はバンクシーの作品は日本にあるの?あるなら場所はどこ?について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
意外に酷似している作品は結構ありましたね。
賛否両論の意見がありますが、誰であろうと落書き禁止の場所に書いてはだめだと思います。
今ならバンクシー展もやっていますので興味ある方はぜひ見に行きましょう!
これからもバンクシーの社会風刺な作品がきになりますね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。