ナルトのネジが死亡したのはいつ?作者が退場させた驚くべき理由とは
『NARUTOーナルトー』に登場するネジですが、死亡したのがいつなのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、作者がネジを退場させたのには驚くべき理由があったのです。
今回はネジが死亡したのはいつなのか、またネジの死んだ理由などについても解説したいと思います。
ネジのプロフィール
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- 【名前】日向ネジ
- 【忍者登録番号】012587
- 【誕生日】7月3日
- 【血液型】O型
- 【星座】かに座
- 【身長】159.2cm(13歳)、172.1cm(17歳)
- 【体重】45.8kg(13歳)、54.2kg(17歳)
- 【性格】クールで現実主義
- 【好きな食べ物】にしんそば
- 【嫌いな食べ物】かぼちゃ
- 【趣味】瞑想
ネジは第三班(ガイ)のメンバー。
また日向一族の分家の出身で、額には分家のものだけが刻まれるという卍が施されています。
宗家のヒナタとは従妹にあたり、幼いころヒナタが誘拐された事件で宗家当主だった伯父ヒアシの身代わりで、父ヒザシが殺されたため宗家とヒナタを憎み、そんな分家に生まれた運命から冷酷な性格になります。
主に使う術は、日向一族の血継限界である『白眼』とそれを利用した体術の『柔拳』を用いた接近戦を得意としています。
さらに宗家のみに伝わる『柔拳法・八卦六十四掌』『八卦掌回天』を独学で習得したりすることから、天才と呼ばれていました。
ネジが死亡したのはいつ?
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ネジが死亡したのは、第四次忍界大戦中のアニメが584話(疾風伝364話) の『繋がれるもの』で、漫画は64巻の614話で亡くなっています。
初期から登場していたキャラだけに、思い入れがあった方も多かったのではないでしょうか。
そんなキャラであったからこそ、その死に際に対し多くの批判がありました。
ネジの死んだ理由は?
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第四次忍界大戦で、ネジはヒナタ達第八班と一緒に第二部隊に配属されます。
その後10万体に及ぶゼツと戦い、ヒナタとの連携で巻き返すも、初日の夜にダウンし味方の判断もつかなくなってしまいます。
ただ最初ほど出番が無くなっていただけに、久しぶりの活躍に喜んだ方も多かったのではないでしょうか。
しかしそれは突然訪れます。
回復したネジは十尾と戦っているナルト達に加勢しますが、復活した十尾の攻撃からヒナタが咄嗟にナルトを庇い、それを見たネジが攻撃を白眼で読み、ヒナタとナルトを庇いそのまま死んでしまうのです…。
最後にナルトになぜ庇ったのかを聞かれたネジは『お前に…天才だと…言われたからだ…』といい亡くなってしまいます。
ネジにとって、ナルトのような天才に『天才』と言われた事がとても誇りだったのではないでしょうか。
最初は宗家の人間を恨んでいたネジでしたが、真実を知りヒナタ達を咄嗟に庇うほどの関係になっていました。
しかし予兆もない急展開に、当時多くの読者から様々な批判が出ていました。
- 『死に際があっけなさすぎる…。』
- 『今回のナルトは鬱展開だった。』
- 『この展開は作者失敗したんじゃ…。』
これに対して作者はこう答えています。
作者が退場させた驚くべき理由とは
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引き立て役
漫道コバヤシというケンコバのCS番組のナルトの回にて
岸本「どうサクラの人気を上げようか…とそういうことばっかり考えてました。だから表紙とかハリウッド女優を見ながら書いたんですよ。美形を描こうとして。でも全く伝わらない」
岸本「ヒナタばっかり人気上がるんで。 ヒナタはあんま描いてないのに、サクラみたいに何もしてないのに人気が上がるんで。この子ヒロインにしたほうがいいんじゃないかな。だから最後活躍というか…」ケンコバ「戦争でネジが死んだ、それはどうしてなんです?」
岸本「人気だから少し前からヒロインをヒナタにしてもいいと思ったんで。そうするとナルトとヒナタが近づく要素が欲しかったわけです。ペイン戦でヒナタが出てきましたけど今度はナルトが意識的にヒナタに横にいてくれて嬉しいって言う。 そのへんがあったのでどうしてもネジは…その…」ケンコバ「そのトリガーとして?」
岸本「まあそうですね。 キューピッド役みたいな、役になってっていうことで。ちょっと(笑)お亡くなりに(爆笑)」スタッフ&ケンコバ「(爆笑)」
つまりナルトとヒナタをくっつけるために、ネジを死亡させたのです。
ただの引き立て役として、死亡させるなんて可哀そうですよね…。
ナルトの息子も関係している?
その後ナルトとヒナタの間に息子が生まれますが、その息子の名前がボルトというのです。
一見ナルトの名前から取ったようにも見えますが、それだけではありません。
二人を庇って死んでしまった、ネジの名前から取っていたのです。
ネジ⇔ボルト
ナルトとヒナタにとってそれぐらい尊敬しているということが伝わりますよね。
命のはかなさ
また『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の上映記念のインタビューでは、作者がネジの死について、命のはかなさを表していた事が分かりました。
人間の死というのは、突然であり特に戦場ではそういった感傷の余裕もなく、いつどうなるか分からないのが現実です。
今まで自来也など丁寧に書いたりもしていましたが、全部を丁寧に書くと嘘くさくなるからだそうです。
作者もただ死なせたのではなく、様々な理由があってネジを死なせたのがよく分かりますよね。
ネジの名言
最後にネジの様々な名言をご紹介します。
『運命なんて誰かが決めるもんじゃない』
運命なんて誰かが決めるもんじゃない#ネジVS鬼童丸#サスケ奪還編#NARUTO好きな人RT pic.twitter.com/znFHnGfd4L
— ☆NARUTO☆ (@naruto_kanketu) August 28, 2015
分家として育ってきたネジにとって、生まれながらにして運命は決まっていると思っていました。
しかしナルトと出会い徐々に気持ちに変化が現れた名言です。
『お前に天才だと言われたからだ』
ネジが最後にナルトに言ったセリフ。
ネジにとってどれだけそれが嬉しくて、誇りにしていたのかが伝わってきます。
最後まで譲らないプライドもかっこいいですよね!
『人は決して変わることなどできない』
最初の冷酷でクールの時のセリフですが、その後ネジも様々な出会いを経て変わっていったことから、人は変わることが出来るということをネジ自身が教えてくれたセリフでもあります。
ナルトのネジが死亡したのはいつ?作者が退場させた驚くべき理由のまとめ
ナルトのネジが死亡したのはいつ?作者が退場させた驚くべき理由について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
ネジが死亡したのは、第四次忍界大戦中のアニメが584話(疾風伝364話) の『繋がれるもの』で、漫画は64巻の614話。
ネジを死なせた理由は、引き立て役だったり命のはかなさを伝えたかったためです。
当時はそんな理由があったなんて思いもしませんでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。