【ナルト】のラスボスでもあった大筒木。
【ボルト】では、主な敵として様々な大筒木一族が登場しています。
ただ、意外に数も多いので全員把握しきれていない方もいると思います。
今回は、大筒木一族の家系図や強さをランキングにして解説していきます。
※イッシキ編までと一部19巻の内容を含みます。
大筒木とは
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
およそ千年前に地球に現れたのが大筒木カグヤですが、一族としてはその遥か昔から存在しています。
二人一組になり豊かな惑星をみつけては神樹の苗を植え付け、星のエネルギーを吸ってできたチャクラの実を集めている異世界の一族です。
この神樹の実を食べることで不老長寿や力を得て「神」となることが最終目的です。
二人一組で行動する理由が一人が神樹の生贄になり、一人がチャクラの実を回収するためです。
また一族共通して頭に角があり、青白い肌をしていて、百眼や輪廻眼などの瞳術と空間転移や飛行の能力を持っています。
一族の中で能力を代々引き継いでいくために親役と子役があらかじめ決まっていて、子役が輪廻眼の能力で親役を赤黒い桃の果実のようなものに変えて食べることで継承しています。
【ボルト】大筒木一族の強さランキング!最強は誰?
大筒木一族の強さをランキングにしてみました。
【メンバー10人】
- カグヤ
- ハゴロモ
- アシュラ
- インドラ
- ハムラ
- トネリ
- モモシキ
- ウラシキ
- キンシキ
- イッシキ
※最近、原作ボルトで名前が出てきた大筒木シバイは、とっくに亡くなっているうえ強さが未知数のため、今回除外してあります。
また順位は、戦闘描写が少ないキャラは個人的な推測もあるため、人によってかなり分かれると思いますがご了承下さい。
10位 大筒木キンシキ
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
モモシキの親役で従者のキンシキの見た目は弁慶がモチーフの大柄で、髭とおでこに巻き付くような形の角になっています。
金太郎がモチーフだからか、チャクラで作ったマサカリなどの武器でパワフルに戦います。
劇場版ではカグヤの城を探索していたサスケを襲い、追い詰めるような戦いぶりや長十郎を押していたシーンもありましたが、五影が集結していたりと不利な状況を打破するため、モモシキに能力を継承し死亡するという最後を遂げため、10位にしました。
9位 大筒木ウラシキ
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
モモシキ、キンシキと共に地球へ現れたウラシキは、二人に比べて軽装で、眉間以外のおでこを覆うような形の角、浦島太郎がモチーフで、チャクラで作られた釣り竿と腰の魚籠が特徴です。
釣り竿でチャクラを吸収し、魚籠から取り出して持ち主の術をそのまま再現する「天須波流星命(あめのすばるぼしのみこと)」という術などで戦います。
過去の木の葉で一度撤退させているものの、少年期ナルト、通常状態の自来也、ボルト、万全ではなかったサスケと交戦し、負けていることから9位です。
8位 大筒木インドラ
出典:『NARUTO-ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
忍びの祖である六道仙人ことハゴロモの息子で、アシュラの兄であるインドラはチャクラと精神エネルギーを受け継いでいます。
インド神話の闘神インドラがモチーフで、規律を重んじ、冷静な性格で、まろ眉と青紫の隈取り、もみあげ部分と襟足を束ねているのが特徴で、のちの子孫は写輪眼でおなじみのうちは一族です。
幼いころから忍宗の書物を読み解き、ハゴロモしか使えなかった術を「印」を開発することで発動させた天才でしたが、力に傾倒するあまり後継者には選ばれず闇を抱えてしまい、アシュラと争うことになります。
万華鏡写輪眼や須佐能乎が使えるくらい強くなっていましたが、覚醒したアシュラに負けてしまったため、8位にしました。
7位 大筒木アシュラ
出典:『NARUTO-ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
ハゴロモの息子でインドラの弟であるアシュラは、生命力と身体エネルギーを受け継いでいます。
インド神話の守護神、阿修羅がモチーフで、人を疑わず素直で優しい性格ですが、楽観的でドジな部分があり、見た目はおでこに白い布を巻いていてインドラ同様にもみあげ部分を束ねていて、のちの子孫は千手一族とうずまき一族です。
周りの人々の助けと長い修行の末に才能を開花させ、絆の力が大事だと気付き、ハゴロモから後継者に選ばれますが、それがきっかけでインドラと争い、六道の術や木遁などで応戦し、勝利していることから、7位です。
6位 大筒木トネリ
出典:『NARUTO-ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
六道仙人の弟のハムラの子孫で、月に移住した大筒木一族最後の生き残りです。
しきたりによって生後すぐに両方の眼球を抜き取られているため、いつも目を瞑っています。
整った顔立ちをしていますが、チャクラを争いに使う地球人を滅ぼそうとするなど独善的で短気な性格です。
劇場版ではハナビから両目を奪って移植し、白眼と大筒木一族のチャクラが合わさることで徐々に転生眼を開眼します。
転生眼は輪廻眼と対をなす最強瞳術の1つで、引力斥力といった輪廻眼と似た能力や完全覚醒すると緑色のチャクラを纏い、ナルトの九喇嘛モードに似たチャクラモードになり、求道玉に似た能力や浮遊といった六道仙術が使えるようになり、輪廻眼開眼後のうちはマダラにも引けを取らない戦闘力があることから、6位です。
5位 大筒木モモシキ
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
両目は白眼、両掌に赤い輪廻眼を持ち、小柄に童顔で和風の高貴な衣装に高下駄を履き、羽衣を纏っていて、後頭部から正面に向かって角が生えています。
右手の輪廻眼はチャクラや術を吸収し、左手の輪廻眼は右手で吸収した術の威力を倍増して放出します。
また、牛若丸と桃太郎がモチーフで、吸収したチャクラで丹を作り、それを食べることで自身を強化することもできます。
キンシキを食らうことで呪印モードに似た鬼のような姿になり、仙人モードのナルトや雷遁で身体能力を強化したサスケと激しい戦いをするものの、最後はボルトによって敗れていることから5位です。
4位 大筒木ハムラ
出典:『NARUTO-ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
六道仙人であるハゴロモの弟でカグヤの息子です。
少し小さいですが、同じように2本の角があります。
兄と一緒にカグヤと十尾の抜け殻(外道魔像)を封印したのちに大筒木一族の当主になっていて、封印を見張るため、一族と共に地爆天星によってできた月に移住しています。
ハムラの戦闘シーンはほとんどありませんが、ハゴロモとの一戦の末に仙術が使えるようになっていることや日向一族の祖と言われていて、先述した転生眼の条件が整っているので恐らく扱えるのではないかと思われること、ヒアシの言う「日向の天忍の血脈」の天忍はハムラであると思われることから相当な戦闘力があるのではないかと考えられることから、4位にしました。
3位 大筒木ハゴロモ(六道仙人)
出典:『NARUTO-ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
ハゴロモは忍の始祖であり、生まれた時からチャクラを持っていて、荒廃した世界を救うために弟子にチャクラを分け忍宗を説いた伝説の僧侶で、のちに六道仙人と呼ばれました。
カグヤを母に持ち、ハムラ同様2本の角を持っています。
カグヤとの戦いで史上初の輪廻眼の開眼者となり、ハムラと共にカグヤを封印し、十尾のチャクラを自らに封印することで十尾の最初の人柱力となっています。
上記のようなことから、ハゴロモの強さは計り知れないですね。
他にも六道と仙力、輪廻眼も使えることから、3位にしました。
2位 大筒木カグヤ
出典:『NARUTO-ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
神樹の実を手に入れるために地球に現れた当時は平和を望む、女神のような性格だったと言います。
その頃から白眼を使えていますが、チャクラの実を口にしたことで第3の目として輪廻写輪眼を開眼し、2本の角が生えた現在の姿となりました。
三大瞳術全てを持ち、全ての性質変化を扱えること、あのハゴロモとハムラの2人がかりでも封印することしかできず、【ナルト】という作品のラスボスであることなどから、もはや説明する必要のない強さであることは間違いないため、2位にしました。
1位 大筒木イッシキ
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
【ボルト】に登場する暗躍組織、殻のリーダーの正体。
見た目は左のおでこから後頭部を巻いて右巻きになっていて、左目に白眼、右目に固有瞳術を持つオッドアイで、カグヤと似た勾玉がデザインされたコートを羽織っていています。
右目の固有瞳術による術が、視認した物質(自身を除く生物以外の全て)をサスケですら見抜けるかどうかという速さで縮小・復元する少名毘古那、少名毘古那で収縮した物質を時間の止まったどこかの異空間から元のサイズで、いつでも自由に取り出す秘術・大黒天、ナルトのクラマモードやサスケの須佐能乎をただの体術だけで吹き飛ばすなど、圧倒的な強さを誇っていました。
元々はカグヤと共に地球にやってきた一人で、カグヤの方が格が下のため、当初はカグヤが神樹の生贄になる予定でしたが、イッシキに不意打ちをし致命傷を負わせて裏切ります。
そのことから、不意打ちしなければ勝てない相手だった事が分かります。
しかし、その時はカグヤはチャクラの実を食べていない時だと思われるので、食べた後だと正直どちらが強いか微妙な所です。
個人的には、やはりクラマが命を懸けなければ勝てない相手だった事を考えて、イッシキを1位にしました。
皆さんの順位はいかがでしたでしょうか?
ただあまり出番がないキャラもいるので、おそらく10位以外は人によって分かれそうですね(笑)
大筒木一族の家系図は?
大筒木一族はかなり複雑なので、家系図にしてまとめました。
一枚の画像に収まりきらなかったため、二枚に分けています。
どこかの次元にある大筒木一族から地球征服組(カグヤとイッシキ)・次にやってきた地球征服組2(モモシキとキンシキ、ウラシキ)の図になります。
ここからカグヤを元に派生していきます。↓
カグヤと人間の夫、テンジの子供であるハゴロモとハムラ。
そこからインドラとアシュラから様々な一族が誕生しています。
またカグヤ一族と雪一族はカグヤの子孫ですが、あくまで遠い子孫で、うちは一族や千手一族、日向一族とは遠い血縁関係であることが分かっています。
こうしてみると、全ては大筒木から始まったといっても過言ではないですね…。
大筒木一族の強さや家系図のまとめ
大筒木一族について紹介してきました。
- 1位イッシキ
- 2位カグヤ
- 3位ハゴロモ
- 4位ハムラ
- 5位モモシキ
- 6位トネリ
- 7位アシュラ
- 8位インドラ
- 9位ウラシキ
- 10位キンシキ
となりました。
登場した時から謎が多かった大筒木一族ですが、木の葉にゆかりのある一族のご先祖だったことには驚きました。
よく考えれば、戦闘スタイルや固有術もそれぞれ個性はあるものの、忍術というよりはチャクラそのものを操る、術を超越した何か、という曖昧な説明しかできないようなものばかりでした。
今後も新しい大筒木が出てくるかもしれませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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