ナルトの人気キャラといえばイタチですね。
サスケの兄であり、『うちは一族の殺害』を実行したキャラクターですが、どうやら、イタチにはイズミという恋人がいたらしいのです。
その恋人と思われる『うちはイズミ』はアニメオリジナルのキャラクターです。
今回は、イズミについて詳しく解説していきたいと思います。
うちはイズミってどんな人物?
出典:『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
- 性別:女性
- 年齢:不明
- 誕生日:不明
- 星座:不明
- 血液型:不明
- 身長・体重:不明
- 所属:木ノ葉隠れの里
- 階級:アカデミー生→不明
- 使用する技・術:写輪眼、体術
- 幼馴染:うちはイタチ
イズミは、ナルトの原作漫画には登場しないキャラクターです。
原作漫画では、存在は匂わせられていますが、登場するのは小説版とアニメ版です。
アニメでの『うちはイズミ』としての登場は『第672話(疾風伝第452話)イタチ真伝篇 ~光と闇~ 異才』になります。
目元にほくろがある大きな瞳が印象的で、長い黒髪のストレートヘアの少女です。
うちはでは無い父の死後、うちはである母と木ノ葉隠れの里に戻ってきて、忍者アカデミーでイタチと出会います。
同級生から虐められているイタチを庇ってくれたイズミに対して、イタチは心を開くようになります。
二人はお互いに好意を抱くのですが、恋人の関係には至っていません。
イズミはイタチによる、『うちは一族の殺害』により亡くなります。
ただ、その死因は、小説版とアニメ版では大きく違っているのです。
イタチとは恋人関係だった!?
出典:『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
イズミとイタチはアカデミーの同級生として出会います。
イタチは優秀過ぎる生徒であり、性格的にも積極的に他人とかかわらないタイプだった為、周囲の生徒からは嫌がらせを受けていました。
優秀なイタチは嫌がらせを躱すことくらい朝飯前で、さして気にすることもなかったのでしょう。
ところが、イズミはイタチのことを庇います。
そんなイズミにイタチは他の人間と違うものを感じ、心を開いていき、二人は親しくなっていきます。
イズミはイタチを慕い、イタチもそんなイズミを憎からず思う関係でしたが、告白して恋人になることはありませんでした。
想いを寄せ合う、友達以上恋人未満の関係といった感じですね。
イタチには大きな目的があり、イズミの気持ちに応えることが出来なかったのだと思います。
イズミの死因は?小説版とアニメ版の違い
イズミの死因は、小説版とアニメ版では大きく違っています。
小説版
出典:楽天市場
運命の『うちは一族の殺害』の日。
イタチはまず、イズミと母のもとに訪れます。
虐殺が始まると、イタチによって殺されることがイズミに解ってしまう・・イズミに辛い思いをさせてしまうことを避けて、一番最初に向かったのだと思われます。
イタチはイズミに対して、『幻術』をかけることにしました。
その『幻術』というのは、イタチがイズミに想いを告げて、二人は恋人になり、結婚します。
子供も生まれて、二人は幸せな家庭を築きました。
やがて、子どもたちは成長して一人前になり、孫たちに囲まれ、楽しい老後を迎えます。
そして、最後の時を迎えたイズミは、イタチに見守られながら、息を引き取るのです。
イズミは幸せな夢を見て、亡くなりました。
イタチが考えたこの方法に、イタチの気持ちが全て込められている気がします。
イタチのイズミに対する最大の優しさだったと思われます。
アニメ版
出典:『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
アニメ版ではイズミを殺したのはイタチではなく、オビトになっています。
小説版では、『うちは一族の殺害』はイタチが一人で行っているのですが、アニメ版においてはオビトも関わっています。
『うちは一族殺害』の日に死んでいるのは小説版と同じなのですが、アニメ版では、イズミはオビトと戦うことになります。
その戦いで苦戦を強いられたイズミは、必死でイタチに呼びかけるのです。
しかし、イズミからイタチへの呼びかけは届くことはなく、オビトに殺されてしまったのです。
小説版と違い、悲しすぎますよね…。
アニメ版では、イタチがイズミに会いに行くことはありません。
イズミがオビトに殺されたことを、イタチはどんな思いで受け止めたのでしょうか。
イズミの目は写輪眼を使える?
出典:『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
イズミは写輪眼を使えると思われる場面がいくつかありますので、使えると考えてよいと思います。
イズミの父は殺害されたので、それがきっかけで、写輪眼が開眼したと思われます。
何故なら、父親の死が写輪眼の開眼の条件を満たしているからです。
イタチが虐められている時、イタチを庇ったイズミは写輪眼が開眼していたのです。
イタチがイズミに興味を持ったのは、それを見たからではないかと思われます。
イズミがかわいい!名シーンを紹介!
そんなに多くはありませんが、イズミのかわいい名シーンを紹介していきます。
イタチをかばうシーン
出典:『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
イタチがアカデミー生の誘いを、修行があるからという理由で断ります。
断られたことが気にいらなかったらしく、アカデミー生たちはイタチに対して石を投げます。
それを見ていたイズミが止めるように注意しますが、生徒たちは止めず、イタチは逆に石を投げ返してしまいます。
実は、イタチはやり返すタイミングを見計らっていただけだったのですが、それでもイズミは、イタチを庇ってくれたのです。
これがきっかけで、二人は親しくなります。
一緒に団子を食べる
出典:『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
イズミとイタチが団子を食べているという、ほっこりするシーンです。
普段は人を寄せ付けないタイプのイタチが、イズミにだけは気を許して、子どもらしい姿を見せてくれました。
サスケに泣かれるシーン
出典:『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
イタチがサスケを子守りしていると、イズミが現れ、赤ちゃんを抱っこしたいと頼みます。
イタチは泣かれると困ると言って断りますが、どうしても抱っこしたいイズミは強引にサスケを抱っこします。
すると、サスケは大泣きしてしまい、イズミは、すごくがっかりした表情になります。
がっかりしたときのイズミの表情がとても可愛いです。
【ナルト】イタチには恋人がいた!?うちはイズミについて詳しく解説のまとめ
イズミについて詳しく書いてきました。
実際には恋人同士というわけではなく、お互いに両想いだったけれど、友達以上の関係にはなりませんでした。
小説版ではイタチが殺害するという悲しい結末でしたが、幸せな幻術によって、イズミは満足して死んでいったのではと考えられます。
イタチが出来る最後のプレゼントに、思わず胸が切なくなりました。
本当に、幸せな結末を見たかったカップルですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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