シャーマンキングに序盤から登場するシルバですが、最近見始めた方は指輪が持ち霊以外、あまり正体についてよく知らないのではないでしょうか。
今回は、そんなシルバの正体や強さ、嫁と娘が誰で、また最後は死亡するのかについても解説していきます。
【シャーマンキング】シルバの正体は?
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
- 【出身】パッチ族の村
- 【誕生日】9月16日
- 【好物】ラーメンライス
- 【趣味】アクセサリー作り
シルバはシャーマンファイトの運営・管理を行うパッチ族の一員です。
パッチ族は、ネイティブアメリカンの部族に属します。
しかも、パッチ族の中でも屈指の実力の持ち主で、『十祭司』という立場にあり、シャーマンキングを護衛する任務を担当しています。
その人となりは、正義感の強い心優しい性格の持ち主で、主人公である『葉』の成長する姿をシャーマンファイトを通して見守る人物でもあります。
また500年前、シャーマンファイト時にパッチ族で現れたハオの血をひいていることから、当時のハオと外見が似ています。
その為なのか、シルバはハオの野望を止めるため、ハオを倒すという責任を自らに課しています。
指輪が持ち霊
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
シルバは『シルバーアームズ』と総称される五体の精霊指輪を持霊(シャーマンの相棒)とし、指輪を位牌代わりにしています。
五体を同時に使用できるので、霊力はかなり強いです。
【五体の精霊とは】
- カメの精霊シルバーシールド(亀の甲羅のかけらを媒介)
- バッファローの精霊シルバーホーン(バッファローの角を媒介)
- コヨーテの精霊シルバーテイル(コヨーテの足を媒介)
- 蛇の精霊シルバーロッド(蛇の顎の骨を媒介)
- ワシの精霊シルバーウィング(羽飾りを媒介)
となり、彼の必殺技は、この五体の精霊を媒介とするものです。
シルバの技一覧
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
- シルバーシールド・・盾となってシルバを守る。
- シルバーホーン・・突進で敵を吹き飛ばす。
- シルバーテイル・・高速で走ることができる。
- シルバーロッド・・ロープのように物を引き寄せたり捕まえたりすることができる
- シルバーウィング・・空を飛ぶことができる。
- トーテムポール砲・・五体を合体させたオーバーソウル。
- トーテミックソウルブラスト・・トーテムポール砲から放つエネルギー波。正面からまともに食らえば命にかかわる強力な技。
【シャーマンキング】シルバの嫁や娘は誰?
シャーマンキングのシルバの嫁や娘が誰か解説していきます。
シルバの嫁
初登場時から、結婚していることはわかっているのですが、嫁については何も語られていません。
漫画が完結した今でも、詳細は不明なままです。
推測の域を出ませんが、おそらく同じパッチ族の女性を嫁にしているのではないかと思われます。
シルバの娘
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
アルミ・ニウムバーチは、『シャーマンキング』作中で『三代目・イタコのアンナ』と呼ばれている人物のことです。
実は、その正体はシルバの娘なのです。
彼女は、シルバから受け継いだハオとパッチ族の血筋と、さらにイタコの血筋も受け継いでいることから、ハオの次の世代の中でも、その巫力は、最強クラスの強さと言われるほどの実力を持っています。
さらに『シャーマンキング』の続編である『シャーマンキングFLOWERS』おいては、ヒロインも務めています。
シャーマンファイト中にパッチ族の村で生まれた彼女は、『仏ゾーン』に登場する初代アンナの弟子としてイタコの修行を行い、麻倉葉とアンナの息子である花の前に現れます。
一方的に『自分に勝ったら結婚してあげる』と婚約を取り付け、花の許嫁となりヒロインとなるのです。
【シャーマンキング】シルバの強さは?
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
持霊を複数持ち、さらに同時に使用できるシルバは、防御、攻撃、移動を五つの精霊の力を使いこなしていました。
『シャーマンキング』の中でも、同時に五つの精霊の力を『オーバーソウル』できる人物は中々見当たりません。
そのため『十祭司』の中ではかなり強い方ですが、全体で考えるとそこまで強くはありません。
他にハオやサティ、5人の戦士などの方が圧倒的に巫力が高いからです。
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【シャーマンキング】シルバは最後死亡する?
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
シルバは最後、死亡してしまいます。
シルバが再び現れたのは、『ハオのシャーマンキングへとなる為の儀式』を阻止しようとする葉達が、『プラント』という地球の環境を再現したとされるものを10個抜けなければならない状況となった時でした。
『プラント』は、十祭司達が、1つずつ守っており、シルバは、9つ目の『プラント』である『氷河』を守る十祭司でした。
しかし、その時は穏やかで心優しいシルバではありませんでした。
五大精霊の残り4体を盗み出そうとして、ハオの手下であるニクロムとマグナの密告によって捕まってしまい、パッチ族に洗脳された冷酷な男になっていました。
しかし、洗脳された状態でも本気で葉と戦いました。
シルバの中に葉を思いやる気持ちが残っていたのでしょう。
ピンチになりながらも葉はシルバに切りかかり、勝負は決着がつきました。
シルバは、ハオに近い強さを手に入れた葉の姿に安心したように亡くなりました。
【シャーマンキング】シルバの名言
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
『私にはその血を引く者として 、奴を止めねばならぬ魂の責任があるのだよ』
この名言によりシルバとハオとの血縁関係が明かされました。
これまでもハオと別の何かがあるような感じでしたが、当初から麻倉葉を気にかけていたのは、実はシルバ自身もハオの血を引く者であったことが関係していたようです。
『ハオの血縁者』という境遇を持つ麻倉葉に対して、特別な感情を抱いていたのではないかと思われます。
本来ならば、ハオを守るのがパッチ族の使命でしたが、ハオの血縁であるシルバは、ハオの無茶苦茶な野望を止める責任と義務があると信じていたようです。
このセリフに込められている『止めねばならぬ魂の責任』という表現が、シルバの真面目で堅実な性格を表している名言として有名になっています。
【シャーマンキング】シルバの正体や最後は死亡するかについてのまとめ
シルバの正体や指輪が持ち霊で最後は死亡するかについて書きましたが、いかがでしたでしょうか。
正体は、500年前のパッチ族だったハオの子孫で、最後は葉に敗れ死亡してしまいます。
主人公の葉の師匠ともいえる立場でしたが、
裏切り者として洗脳され、葉と対峙し死んでいく様は、涙を誘いますね。
一途で真面目な感じなのに、アクセサリー作りが得意とか、結婚していて、娘がいるとか意外な面がちらりと見える魅力的なキャラクターでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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