ナルトの続編の『ボルト』ですが、ナルトがカワキによって死亡するのではないかと言われています。
カワキはボルトの冒頭シーンで既に登場しますが、そのカワキのセリフにまさかと思わされてしまうファンは多かったのではないでしょうか。
今回は、何故カワキに殺されると言われている理由や、今後の展開がどうなるのか考察していきます。
※ボルト14巻の52話までのネタバレを含みます。
ナルトは死亡する?カワキに殺されると言われる理由とは
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
ナルトファンにとっては悲しい推測となってしまいますが、ナルトがカワキに殺されているのでは?と思われる理由が『ボルト』の第一話冒頭シーンです。
冒頭シーンのカワキがボルトに言い放つセリフが、ナルトはカワキに殺されている?と思わせるのです。
まず、そのシーンで敵とみられるカワキはボルトに『七代目と同じ所へ送ってやる』と言っていること。
これが『ナルトがカワキに殺されるのでは?』と言われている理由です。
このシーンからボルトの子供時代へ話が移っていくので、未来の木ノ葉の里に何が起こるのかは後に解き明かされていくでしょう。
また14巻の52話で、ナルトが使ったバリオンモードの時にも死亡説が出ていました。
【BORUTO】冒頭シーン
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
『ボルト』 第一話の冒頭シーンで、遠景の顔岩に二つの人影が映っています。
顔岩は崩れ、何代目かも分からないほど。
遠景からズームされるとそこには青年になったカワキとボルトの姿が。
ボルトはかなりのダメージを負っている様子で膝をついているのに対し、カワキには余裕すら感じられます。
カワキはボルトに『七代目と同じ所に送ってやる』と言い放ちます。
カワキの『忍びの時代は終わる』というセリフと共に無惨に破壊され跡形もなくなった木ノ葉の里が写し出されます。
もう木ノ葉は終わってしまうのか…
いやナルトの息子が簡単にひれ伏す訳はないのです。
『俺は忍者だ』と言い淨眼・カーマを発動します。
ここから本当の闘いが始まることを思わせます。
ボルトがナルト以上の忍(しのび)に成長していることは容易に分かりますね。
ここでカワキが言った『七代目と同じ所に送ってやる』という言葉は、ナルトがもう死亡していることを思わせますが、『殺した』とは言っていません。
そのため、カワキではなく別の敵に殺されたか、『同じ所』というのは異空間のことを指していたとしたら、ナルトは異空間に飛ばされ戻れない状態にあるということが考えられます。
アニメの冒頭シーンは、こちらから見れます。↓
重粒子(バリオン)モード
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
バリオンモードは『BORUTO』14巻の52話で、イッシキとの闘いで発動されました。
九喇嘛(クラマ)はイッシキとの闘いで、ナルトが命を賭けてもイッシキを倒そうとしていると悟り、バリオンモードを使うと告げます。
バリオンモードは太陽の核融合と似たイメージで、いままでの自然エネルギーを使った仙人モードや九尾モードとは全く異なり、ナルトのチャクラと九喇嘛のチャクラを融合して発動します。
その融合は、お互いのチャクラが尽きるまで続きます。
これこそ最終奥義バリオンモードです!
しかしこれを発動すれば、死に至ることも九喇嘛はナルトに話します。
そのため、ナルトが死ぬのではないかと噂になりました。
実際はナルトではなく、九喇嘛は自分だけが死ぬことをナルトに明かします。
最初にそれを言ったらナルトは、バリオンモードを使うのを躊躇するか、または使わずに命尽きていたでしょう。
九喇嘛はそれをわかった上で、自分だけが死ぬとは言わなかったのです。
尾獣が抜けた人柱力は死にますがこの場合、九喇嘛のチャクラが消えるだけなので、ナルトは死ぬことはありません。
しかし、九喇嘛にも忠告されますが今までのような強さはなくなるので、今後は無茶はできなくなるということですね。
バリオンモードについては、下の動画に詳しく載っています。↓
ちなみにこのまま九喇嘛は永久にいなくなるのか。
ということで考えてみると、以前クシナが言っていた『九尾が復活するのを長引かせる』というセリフがあります。
これはある一定の時間が経過すれば、尾獣は復活できるということと考えられますよね!
または、イッシキが持ってきた十尾から取り出すという考え方もあります。
このような考えの元、九喇嘛の復活の可能性は充分にあり得ることだと言えるでしょう。
ナルトの死亡は最初から決まっていた?
出典:ナルトネタバレまとめ
ナルトが死亡することは、最初から決まっていたのではという説もあるようです。
ある対談で『BORUTO』を担当していた西尾先生と『NARUTO』の作者の岸本先生が話しの中で、岸本先生が『面白くなるなら、ナルトからずっと出ているキャラが死んでも構わない』と語られています。
岸本先生からOKが出たとなれば、どのキャラクターが死んでもおかしくないということになります。
それこそ、ナルトからボルトへの次世代に繋ぐためにナルトが死亡することも普通にあるということですね。
時代は紡がれていくようにナルトが死亡し、ボルトの時代になることは最初から決まっていたと言えるのではないでしょうか。
今後の展開でナルトは死亡する?
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
個人的に、今後の展開でナルトは死亡するのではないかと思われます。
もはや主人公的存在感の強すぎるナルトが七代目火影を努めている以上、ボルトが主役に躍りでることは難しいように思われます。
さらに前作では、初期から登場しているネジをあっさり死亡させるなど、岸本先生が『面白くなるなら、ナルトからずっと出ているキャラクターが死んでも構わない』という言葉の意味も理解できますね。
⇒ナルトのネジが死亡したのはいつ?作者が退場させた驚くべき理由とは
またナルトが死亡してしまうのはファンにとって悲しいことですが、ナルトの父ミナトが死後に穢土転生(えどてんせい)で甦りナルトと一緒に闘ったように、もし死んだはずのナルトが何らかのかたちで甦り、ボルトと一緒に闘うことになったとしても、かなりの盛り上がりが期待できると思われます。
もしナルトが死亡したとしても、ボルトの意識の中で生き続け、ファンをあっといわせる展開が待っているのではないかと考えられます。
ナルトは死亡する?カワキに殺されると言われる理由などのまとめ
ナルトは死亡する?カワキに殺される理由や今後の展開について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
ボルト第一話の冒頭シーンのカワキのセリフから始まり、作者の対談などから察するに、やはりナルトが死亡するのは、かなりの確率であるといえるでしょう。
ただカワキによって殺されるかは、微妙な所だと思います。
しかしナルトの死によってファンを悲しませるのではなく、その死によってより熱い展開が期待できることは間違いありません。
岸本先生は『それで物語が面白くなるなら』という条件を出している訳ですから、たとえナルトが死んでもナルトファンが喜ぶ展開になることが考えられると思います。
今後の展開を期待したいですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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