【ボルト】に登場するミツキですが、実は親があの大蛇丸なのです。
知った時は、驚いた方も多いのではないでしょうか。
今回は、親がなぜ大蛇丸なのか、また裏切りや正体についても解説していきます。
【ボルト】ミツキのプロフィール
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
- 名前:巳月(ミツキ)
- 生年月日:7月25日
- 星座:しし座
- 身長:149cm
- 年齢:不明
- 好きな食べ物:スクランブルエッグ
- 嫌いな食べ物:鱗のある動物の肉
- 趣味:データブック読書、『ゲキマ』のカードゲーム
ミツキは『BORUTO ボルト NEXT GENERATION』に登場する主人公『ボルト』の仲間の1人です。
蛇のような風貌の謎の多い少年で、性格は心優しくて純粋。
初めは謎の転校生として音隠れの里から友好関係の一環で木の葉の里にきます。
アカデミーで過ごし、卒業後は木の葉丸班で第7班として『ボルト』『サラダ』『ミツキ』のスリーマンセルを組み活躍していきます。
蛇のような手を伸ばして物をつかんだり、攻撃したりと変わった忍である事が伺えます。
なぜかボルトにだけ異常な関心を持っており、『君はボクにとっての太陽だ』と発言しています。
口癖は『そんなの、どうでもいい事だよ』ですが、これは意思が弱いのではなく、自分がやると決めた事を貫き、それ以外の事は些細な事として切り捨てる意思の強さでもあります。
ちなみに家はワンルームのマンションに1人で暮らしていますが、家財はベッドのみで、ご飯も栄養剤だけで済ませています。
ミツキの親は大蛇丸!その経緯について解説
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
そんなミツキですが、親が大蛇丸と判明した経緯について解説していきます。
当初ミツキは、自分の親を尊敬しているとの事でしたが、この時親が誰かまでは判明していませんでした。
そんな中、劇場版の【BORUTO -NARUTO THE MOVIE-】で初めて親が大蛇丸と言う事が明かされます。
その後、ボルト1巻に収録されている外伝『満ちた月が照らす道』で正体について語られています。
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
この時、火影のナルトや側近であるシカマル、担任のシノは親が誰か把握したうえで、里のメンバーとして受け入れています。
ミツキの正体とは
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
他の忍より明らかに特殊ですが、外伝『満ちた月が照らす道』で正体が人造人間(クローン)だった事が判明します。
作中の中で大蛇丸のアジトで目を覚ましたミツキは「経引きの術」という他人の記憶を奪う術で記憶を消されており、ログという忍を追いログとの接触時に自身の正体を知りました。
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
大蛇丸は、自分が仙人モードになれないため、特殊な方法で『胚』を作りだし、5体のクローンのミツキを作り失敗を繰り返していました。
そこに6体目となる『ミツキ』が成功する兆しがあり、『ログ』(青年ミツキ)と一緒に
ひと芝居を売ってミツキの中に秘められた特別な力を、自身で目覚めさせるためにわざと記憶をコントロールし『仙人モード』の開花に成功したのです。
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
大蛇丸の狙いはミツキの『仙人モード』を成功させることと、人間と同じ『意志』をもって行動をとる人間を作ることだったのです。
名前の由来は、十二支の(巳)から選び『巳月』と名付けられました。
正体が完全に周囲にバレるシーンが73話『月の裏側』でミツキが『里抜け』をしてしまった理由を確かめるために、ボルトとサラダが大蛇丸の研究所を訪れて二人が出生の秘密を知ってしまうシーンがあります。
そこで目にしたのは、巨大な試験管の中にミツキに似た小さな少年だったのです。
この巨大な試験管が『胚』ということになります。
試験管の中で、大蛇丸の細胞を培養して人造人間を作り出していたのです。
ミツキが裏切ったのはなぜ?
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
71話〜89話という長編となったミツキの裏切り行為について解説します。
ミツキが初めて夢を見たのが『満ちた月が照らす道』のログとのやり取りです。
それから、自身の中で自分の記憶に疑問を抱くようになります。
そんな時に第10班のシカダイとイノジンがヒヨコを連れて第7班の3人とチョウチョウの前に現れ、ヒヨコの『刷り込み効果』(はじめに見たものを親と認識すること)の話から、ミツキは自身の記憶も作られたものなんじゃないかと疑問を感じ始めます。
実際、ボルトに『自分の記憶が作られたものじゃないか』『ボルトと一緒にいたいと思い込まされているんじゃないか』と話しているシーンがあります。
そういう思いの中、ミツキの部屋のベッドに手紙が置かれていて、それがミツキの里抜けの原因になるのです。
ある夜、木の葉の里の門番が襲われる事件が起こります。
木の葉の里中を厳重体制にして里から誰も入ることも出ることも許されない状況で、ミツキの姿が無いことに気づきボルトとサラダは襲撃事件に関わっているんじゃないかと思い、里の外に探しに行ってしまいます。
里では犯人探しが始まっていて、そこでナルトが周囲にミツキが大蛇丸の子供だと告げて、より一層犯人だと思われてしまうのです。
そんな中、手紙を送ってきたのは、土の国のオオノキが作った『ツクラレ』という人造人間だったのです。
ミツキが知りたい『意志の秘密』が土の国に行けばわかると言われ、ついて行ってしまいます。
ツクラレは特殊な力や術を与えられた人造人間だったので、同じ境遇のツクラレの『セキエイ』と仲良くなり、友達となり、ミツキとセキエイは『夕焼けを綺麗』だとか『人が死んでも悲しみを感じない』といってしまうシーンは寂しさを感じさせます。
ミツキとツクラレとの仲が深まる一方、ボルトとサラダが追いつき『一緒に里に戻ろう』と言うが、ミツキはボルトを突き放し、ツクラレと土の国に行ってしまったのです。
ミツキはボルトや木の葉の里の仲間と過ごしていた時もどこか孤独を感じていて、自分の言葉が理解されていないんじゃないかと思うことがあったのです。
そこにあらわれたツクラレと同じ境遇ともあって、強い繋がりを持てるんじゃないかと思うこともあったのですが、ツクラレと過ごすうちに自分の意志でボルト達と過ごしていたんだと気づき、ツクラレの企みをボルト達と阻止するのです。
土の国の事件解決後、木の葉の里に連れ戻され事情聴取で真相は明らかにされ黙って里を出ていったボルト、サラダ、ミツキは下忍資格の剥奪処分となったのです。
- ミツキが里抜けした理由は『ツクラレ』が木の葉の里にとって危険な人物なのかを知るためと、『意志の秘密』を知るためだったのです。
しかし、作られたモノ同士、共感でき分かり合いたかったことも事実だと思います。
その後、四代目土影が木の葉の里に訪れボルト達の下忍資格の剥奪は解除されました。
ミツキの親は大蛇丸!裏切りや正体についてのまとめ
親は大蛇丸で裏切りや正体について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
巨大な試験管を『胚』(ハイ)にして大蛇丸の細胞を使い培養された子供が『ミツキ』の正体で大蛇丸の子供になります。
裏切り行為は、土の国で作られた『ツクラレ』に手紙で『意志の秘密』を教えると言われ一緒に行ったためです。
また、大蛇丸が造った理由は、『仙人モード』を開花させることと、人間と同じ『意志』をもって行動をとる人間を作るためでした。
カワキが登場して、露出や活躍が減っていますが、スリーマンセルなどの連携技を今後も期待してアニメ『BORUTO ボルト NEXT GENERATION』を見ていきたいですね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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