【シャーマンキング】に登場する五大精霊ですが、名前や持ち主、強さなどよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スピリット・オブ・ファイア以外、最後の方に少し登場したぐらいなので無理もありません。
今回は、五大精霊の名前や持ち主、強さについてまとめてみました。
五大精霊とは
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
五大精霊とは、『シャーマンキング』に登場する自然を司る最高位の五体の精霊で、シャーマンファイトを運営するパッチ族が保有している最高クラスの大精霊のことです。
全知全能の霊である『グレート・スピリッツ』の五つの属性、火、水、風、雷、土が抽出され具現化して生まれました。
五つの属性は五大元素とも呼ばれ、『グレート・スピリッツ』と同じ魂の集合体、他の魂を捕食して成長するという特性を持っています。
そして、その霊力は各々が33万と桁違いの力を持っています。
その桁違いの力は、ガンダーラがハオを止めるために見出した『五人の戦士』に渡され、シャーマンキングとなったハオに対抗する戦力となるのです。
五人の戦士
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
大精霊を持霊として戦う戦士、それが『五人の戦士』です。
メンバーは、麻倉葉・道蓮・ホロホロ・チョコラブ・リゼルグの五人で、彼らはハオを倒すために、大精霊の特性を持っているということで選ばれています。
スピリット・オブ・アース【S・O・E】(麻倉葉)
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
- 霊力:33万
スピリット・オブ・アースの持ち主は、麻倉葉です。
元々の持ち主は冥府の支配者『閻魔大王』でしたが、最終的に『閻魔大王』を倒したガンダーラのサティが託し、葉が持ち主ということになりました。
大地の力そのものが具現化したと言われるその力は、大地に関する能力なら圧倒する強さを持っています。
質量制御や地震、引力操作、土砂崩れの発生、土壌の生命に与える恩恵などの力を現象として起こすことが出来ます。
主な技としては次のようなものがあります。
- 地の力
重力操縦や質量の制御など様々な大地の力が発揮されます。 - 引力アトラクション
重力操縦で隕石の流れを変えることが出来ます。 - なんとかなる
ブラックホールから踏ん張ります。
なんとかなるは、葉の口癖が由来ですね。
主人公の力としては少し地味な感じもしますが、葉は大地のようにどっしりと構えた精神があるので、大地の戦士に選ばれたようです。
スピリット・オブ・サンダー【S・O・T】道蓮(タオレン)
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
- 霊力:33万
スピリット・オブ・サンダーの持ち主は、道蓮です。
元々の持ち主は黄泉の女王『イザナミ』でしたが、最終的に『イザナミ』を倒したガンダーラの寂尊が託し、蓮が持ち主ということになりました。
雷の力そのものを具現化したと言われるその力は、雷に関する能力なら圧倒する強さを持っています。
電圧、電流、電力の制御や落雷、磁力現象、放電の発生などを現象として起こすことが出来ます。
主な技としては次のようなものがあります。
- 雷の力
放電・磁力・電力の制御・ありとあらゆる雷の力を使います。 - 磁場マグネットフィールド
フレアによる太陽風を磁気バリアで防ぎます。 - 九龍爆雷(クーロンバオレイ)
15億の電撃を与えるという強力な攻撃技です。
派手な技が多い気がしますが、宝雷剣を媒介とする修行で雷の力を手に入れたことから、雷の戦士に選ばれたようです。
スピリット・オブ・レイン【S・O・R】(ホロホロ)
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
- 霊力:33万
スピリット・オブ・レインの持ち主は、ホロホロ(碓氷ホロケウ)です。
元々の持ち主はエジプトの『冥界の神アヌビス』でしたが、最終的に『アヌビス』を倒したガンダーラのヤイナゲが託し、ホロホロが持ち主ということになりました。
水の力そのものを具現化したと言われるその力は、水に関する能力なら圧倒する強さを持っています。
雨、洪水、渦潮、水流の制御や津波の発生、浸透、熱交換、冷却などを現象として起こすことが出来ます。
主な技としては次のようなものがあります。
- 水の力
浸透や溶解、水流の制御など様々な水の力を操ります。 - 氷河期アイスエイジ
チョコラブとの合わせ技で、ハオのプロミネンスを冷気で防ぎます。 - ポロワオケレルプシヌプリ
大きい氷塊をぶつけるという荒業です。
氷を操るのが得意なところが水の戦士に選ばれた理由ではないでしょうか。
スピリット・オブ・ウインド【S・O・W】(チョコラブ)
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
- 霊力:33万
スピリット・オブ・ウィンドの持ち主は、チョコラブ・マクダネルです。
元々の持ち主は西洋地獄の大公『メフィストフェレス』でしたが、最終的に『メフィストフェレス』を倒したガンダーラのカドゥが託し、チョコラブが持ち主ということになりました。
風の力そのものを具現化したと言われるその力は、風の能力なら圧倒する強さを持っています。
気圧や気体、気流の制御、嵐、台風、風化作用、竜巻の発生などを現象として起こすことが出来ます。
主な技としては次のようなものがあります。
- 風の力
気流・気体・気圧の制御・ありとあらゆる風の力を使います。 - ゴッドブレスハリケーン
風速120m大暴風をぶつけるという離れ技です。
やはり、スピードが持ち味だから選ばれたのかと思いますが、寒いギャグで場を凍らせることもあるけど、この世界を笑いの風で救いたいというチョコラブの優しい気持ちが戦士に選ばれた理由かもしれませんね。
スピリット・オブ・ファイア【S・O・F】(ハオ⇒リゼルグ)
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
- 霊力:33万
スピリット・オブ・ファイアの持ち主は、リゼルグ・ダイゼルです。
元々の持ち主はパッチ族なのですが、500年前パッチ族に転生していたハオが奪ったことからハオが持ち主になっていたという、いわくつきの精霊です。
最終的には、ハオがグレート・スピリッツを手に入れたことで不要となったので、リゼルグが持ち主になったというわけです。
炎の力そのものを具現化したと言われるその力は、炎に関する能力なら圧倒する強さを持っています。
燃焼現象や発光現象、熱の制御などを現象として起こすことが出来ます。
また、【S・O・F】の体から放出される炎は魂さえも焼き尽くすほどといわれ、圧倒的な熱量を持っています。
さらにハオの場合、陰陽術によりその力は増しているうえに、オーバーソウルが出来なくなるという欠点は克服され、瞬間移動や伸ばされた鋭利な指などの攻撃も可能です。
主な技としては次のようなものがあります。
- 炎の力
燃焼・熱の制御・ありとあらゆる炎の力を操ります。 - 火山ボルケーノ
彗星を炎で防ぐという宇宙規模な技です。 - マグマアッパー
1200℃の地球の業火をぶつけるという強力な攻撃です。
ハオの陰陽術は欠点の克服だけでは無く、木、火、土、金、水への性質変化によって、炎の弱点、そしてオーバーソウルの媒介だった酸素が無くなった時の対策も出来ていて、最強の精霊という感じがします。
そして意外なのは、持ち主として麻倉 葉が選ばれるかと思いきや、リゼルグが選ばれたことですね。
やはり、リゼルグが復讐に燃やしている炎が特性となって戦士に選ばれたのでしょうか。
ハオがS・O・Fを選んだのはなぜ?五大精霊の中で一番強い?
出典:『シャーマンキング』(C)武井宏之/講談社
五大精霊は全員霊力が33万と同じのため、強さは同じくらいです。
しかしその中でなぜハオがスピリット・オブ・ファイア【S・O・F】を選んだのかというと、その性格だったと思われます。
【S・O・F】は五大精霊の中でも破壊的な性格で、感情があるらしく、短気だそうです。
その攻撃的な性格は、人類を滅ぼす為の持霊としてふさわしいものだったのではないでしょうか。
ハオにとって、文句のつけようがない性格だったのでしょう。
【S・O・F】を手に入れる為に、パッチ族にまで転生するほどの入れ込みようです。
パッチ族は【S・O・F】をハオに盗まれたために、他も盗まれないようG・Sの最深部に精霊を隠し、神々(メフィストフェレス、イザナミ、アヌビス、閻魔大王)に守らせていましたが、最後はガンダーラに神々を倒されて、他の五大精霊は葉たちの手に渡りました。
【シャーマンキング】五大精霊の名前や持ち主・強さなどについてのまとめ
五大精霊について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
五元素に基にした、地・水・風・雷・水・火の最高クラスの精霊で、元々の持ち主はパッチ族でした。
ハオと戦うために選ばれた五人の戦士は、
- 麻倉葉
- 道蓮
- ホロホロ
- チョコラブ
- リゼルグ
でした。
強さは五体とも霊力33万で同じですが、その中でも性格が攻撃的だったのがスピリットオブファイアだったことから、ハオが選んだのだと思います。
主人公属性と思われた火の【S・O・F】に選ばれたのは主人公ではなく、地味な感じがする地の【S・O・E】に選ばれたのが主人公だったという展開は、意外でしたね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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