『東京リベンジャーズ』黒川イザナとマイキーの関係は?死亡するのは何話?
『東京リベンジャーズ』で主人公・タケミチ(花垣武道)が8回目のタイムリープをした際に東京卍會が抗争していた相手「横浜天竺」の総長、黒川イザナ。
この黒川イザナは、東京卍會の総長であるマイキー(佐野万次郎)となにやら確執を持っていることが見て取れます。
この記事では、黒川イザナとマイキーの関係について、また、何話で死亡するのかについて解説していきます。
『東京リベンジャーズ』黒川イザナのプロフィール
『東京卍リベンジャーズ』(C)和久井健/講談社
- 名前:黒川イザナ
- 生年月日:1987年8月30日
- 身長:165cm
- 体重:58kg
- 愛機:Honda CBR400F
- 所属:横浜天竺総長、元黒龍(ブラックドラゴン)8代目総長
黒川イザナが作中で初めて登場するのは第128話。
堤防でたい焼きを食べていたマイキーに話しかけ、「俺は黒川イザナ」「また会おう」と言って去るのですが、これが二人の初対面となっています。
またイザナは両耳に花札の芒に月の模様のピアスをしているのが特徴的です。
ちなみに黒川イザナについては、マイキーの妹である佐野エマがマイキーやタケミチ、龍宮寺堅(ドラケン)と話している際に「私の実のお兄ちゃん」と明かしています。
『東京卍リベンジャーズ』(C)和久井健/講談社
エマはそれ以前にもマイキーに話していたようですが、マイキーは聞いていなかったようです。
エマの話によれば、イザナとエマはマイキーの父、真と黒川カレンの間に出来た子供で、イザナは施設に、エマは佐野家に預けられたとのこと。
佐野家は少し複雑な家庭環境であることがここで明らかになりました。
『東京リベンジャーズ』黒川イザナとマイキーの関係は?
それでは、イザナとマイキーの関係について説明していきます。
イザナとマイキーは腹違いの兄弟?
『東京卍リベンジャーズ』(C)和久井健/講談社
先ほどのエマの話から、イザナはマイキーの腹違いの兄であると見て取れます。
実際にエマも「イザナは私の実の兄」と話していますし、マイキーもそうだと思っていたようです。
ただ、関東事変でイザナの口からはそうした内容とは全く違う真実が話されることになります。
実際は血縁関係はなく、赤の他人
『東京卍リベンジャーズ』(C)和久井健/講談社
真実が明かされたのは、関東事変の最終盤。
イザナの口から明かされることになります。
その内容は、イザナは母親の元夫がフィリピン人の女性との間にできた子供で、マイキーやエマとは全く血縁関係はなかったということ。
イザナの本当の父親はチンピラに刺されて死亡、そして母親も知らず、イザナは天涯孤独の身だったのです。
そんなイザナを救ったのは、マイキーの実兄・真一郎。
しかし、真一郎がイザナを救ったことはマイキーとの確執ができている原因でもありました。
イザナはマイキーを恨んでいた
『東京卍リベンジャーズ』(C)和久井健/講談社
作中でもわかる通り、イザナはマイキーに対しただならぬ嫉妬のような感情を持ち合わせています。
その感情の原因となっていたのは、先ほども触れましたが、マイキーの実兄・真一郎の存在です。
イザナが施設にいた際、真一郎が「腹違いの兄」と名乗ってイザナに会いに来ます。
ちなみに、イザナが施設にいた10年間、イザナに会いに来たのは真一郎ただ1人だけ。
そしてイザナは真一郎と連絡を取り合い、出所後も可愛がられます。
イザナはその後、真一郎が立ち上げた黒龍の8代目総長となり、真一郎を敬愛していました。
しかし真一郎が「黒龍を実弟であるマイキーに継がせたい」と話しているのを聞き、イザナはショックを受けることに。
さらに、真一郎の話を聞いていた際、イザナが真一郎とは全く赤の他人であることも聞いています。
それでも優しく接してくれる真一郎の愛情を独占したかったイザナは次第にマイキーに嫉妬するようになり、やがて恨みを抱くようになります。
そうしてイザナは私怨を晴らすため天竺を創設し、マイキーを潰そうとします。
これが東京卍會対天竺、「関東事変」に繋がっていきます。
黒川イザナが死亡するのは何話?
『東京卍リベンジャーズ』(C)和久井健/講談社
そんなイザナは、関東事変で死亡することになります。
イザナの死亡シーンが描かれているのは、漫画20巻の第177話。
イザナは関東事変でマイキーとの一騎打ちに敗北するのですが、それを認めたくないがためにこの事件の黒幕である稀咲鉄太から拳銃を奪い取ってマイキーを撃とうとします。
そんなイザナの行動を止めたのが、イザナに絶対の忠誠を誓っていた鶴蝶(かくちょう)です。
これは鶴蝶が忠誠を誓うイザナの醜態を見たくないといった思いからの行動でした。
しかし、黒幕でありマイキーを支配下に置きたい稀咲にとっては鶴蝶の行動はただの邪魔。
稀咲は鶴蝶に向けて銃弾を1発撃ち込みます。
そしてとどめを刺そうとさらに3発の銃弾を撃つのですが、これをイザナが庇い被弾。
イザナと鶴蝶は並ぶように倒れてしまいます。
この時イザナは鶴蝶に対し「ごめんな、オレにはオマエしかいないから」と話していることから、鶴蝶は天涯孤独であったイザナの心の拠り所であったこともうかがえますね。
『東京リベンジャーズ』黒川イザナとマイキーの関係は?死亡するのは何話のまとめ
『東京リベンジャーズ』黒川イザナとマイキーの関係は?死亡するのは何話について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
簡単にまとめると、
- イザナとマイキーは赤の他人だった。
- 自分を救ってくれた真一郎からの愛情を独占したかったために、イザナはマイキーを恨んでいた。
- 関東事変では、鶴蝶を稀咲の銃弾から守ろうとして死亡。
- 死亡するのは、漫画20巻の177話。
となりました。
イザナは天竺を作る際、「身寄りのない奴らをみんな国民にして居場所を作る」という目標を掲げていて、最期も唯一の友とも呼べる鶴蝶を守っています。
こうした行動から、イザナが天涯孤独でなければ「仲間想いの良い人」となっていたのかもしれませんね。
一方で、そうした性格だったからこそ大きすぎる感情を持ってしまったのかもしれないとも考えさせられます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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