【ボルト】に登場するカワキですが、一話でボルトと敵対していることから『敵?』と思ってる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなカワキとは一体何者なのか、正体や過去・今後敵になるのかについても解説していきます。
※敵になる?の見出しで、17巻の内容一部を含みますので、ご注意下さい。
【ボルト】カワキとは何者?過去に何があった?
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
冒頭部分に出てきた左手に楔(カーマ)が刻まれており、髪型はサイドが金髪でツーブロックの少年。
山田舎に住んでおり酒癖が悪く暴力をふるい、幼少期のカワキに仕事をさせ稼いだお金でまた酒を買わせるというろくでもない父親のもとで育ちました。
そこにカワキを欲しいとやってきたジゲンという男。
彼は大金を積んでカワキを買い養父になりました。
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
しかし父親以上の虐待を受け、他の実験体が死んでいくのを目の当たりに精神・身体的苦痛を受けながら育ったためか、喧嘩っ早く、人を信じられず、大変ひねくれた性格になってしまいました。
ただ本当は人のことをよく見ていて繊細かつ素直ではないだけで、ナルトから保護されているときには、自分が壊した花瓶を直そうと陰でコツコツ頑張っている姿が描写されています。
そして、そのまま忍術を知らず育ったカワキ。
しかしナルトやボルトの影分身の術を見て「自分で自分を殴れる便利な術はいいね」と乱暴な理由で興味を持ちましたが、ナルトやクラマから「チャクラは人と人をつなぐものだ」と優しく諭され、チャクラコントロールの修行をしているうちにもともとのセンスも相まって、かなり早いスピードで忍術を使えるようになりました。
カワキの正体は大筒木イッシキの器
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
カワキの正体は『大筒木イッシキの器』です。
カワキを大金で買い養父になったジゲンに扮した大筒木イッシキ。
彼の目的は次の転生する己の入れ物「器」を探すためです。
大筒木イッシキはジゲンに転生したものの、本当の自分の強さが十分に発揮できないため次なる「器」を探して色んな子どもたちを買って「殻」(から)という組織で実験体にしてきました。
カワキは「器」(うつわ)になるための実験体になり成功し、楔(カーマ)を刻まれました。
飛行船から助けたカタスケ曰く、「存在そのものが科学忍具」。
「殻」の研究者のアマドに血管や神経系統まで全て改造されています。
なので肉体の巨大化や軟化など体を武器のように自由に変形させて戦うことができます。
楔(カーマ)の能力
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
普段は菱形ですが、興奮状態になると体全体に紋様が広がります。
身体能力や術を強化し、術を吸収することも可能です。
ただ、あくまでチャクラを吸い取る能力であるため、吸収可能なものはチャクラ由来のものに限られ、「実態のある物質をチャクラで操作する」術には効果がありません。
(例えばそこに実際に水が大量にあり使用する水遁の術など)
また、うちはサスケの輪廻眼や大筒木一族の能力同様に黒い渦を発生させて空間の裂け目を作り出し、異空間へと移動できる時空間忍術を使うことができます。
これらあくまでついでの能力で、その正体は大筒木の情報やチャクラを複製し、圧縮したものです。
それを「器」に打ち込みます。
そのときにできる印が楔(カーマ)です。
「器」の体内に大筒木の情報が時間をかけてゆっくりと解凍されていき、すべての情報が解凍されたとき、「器」への転生ができます。
そして転生が終了したとき、「器」となった者の存在が消滅することになります。
ちなみに楔はボルトにもあり、カワキとボルト2つの楔が共鳴すると更に各々の能力が格段に向上する傾向にあります。
カワキは敵になる?
出典:『BORUTO-ボルト-』(C)岸本斉史/集英社
最新話では、ボルトたちの仲間ですが『いずれ敵になるのでは…?』と言われています。
それが【ボルト】1話のシーンです。
冒頭部分で木の葉隠れの里は壊滅状態、その火影岩の上で「お前も七代目と同じところへ送ってやるよ」とボルトに発言しているシーン。
ボルトの父親・ナルトを殺してあの世へ送ってやるという意味に捉えられ、戦っているかのように見えます。
なので物語始まった当初は敵になるのではないかと思われましたが、ナルトの家にて居候して家族旅行に行ったり、アカデミーに入学したりと角が丸くなってきてナルトのことも「七代目!」と呼ぶほどに信頼しています。
カワキはナルトをかなり慕っておりますが、それゆえに今後闇堕ちして敵になる可能性があると考えられます。
どういうことかといいますと、現在カワキは”七代目を守るためなら、何でもやる”ぐらいナルトのことを尊敬していますが、17巻ではモモシキ化したボルトから、七代目を守るために躊躇いなくボルトの体を貫通させています。(その後蘇生)
ボルトもこれ以上被害を出さないために了承済みだったとはいえ、七代目のためならあれだけ一緒に行動してきた仲間すら手にかけれることから、とても危うい面を持っているのが分かりますよね。
そのため、もし七代目に裏切られたと勘違いするようなことがあれば、好きすぎる愛情が一気に憎しみに変わるのではないかと思います。
ただ冒頭のシーンは、死亡したとは言っておらずカワキがボルトに対し『お前も七代目と同じところに送ってやるよ』と発言していることから、一番可能性が高いのは、ナルトが異次元に飛ばされ、そこにボルトも送ってやるという説が一番有力だと思われます。
他にも、『操られているんじゃない?』という声もありますが、イッシキが死亡したうえにボルトがはっきりとカワキと発言していることから、個人的には操られている可能性は低そうです。
カワキとは何者?正体や過去・敵なのかについてのまとめ
正体や過去・敵なのかについて書きましたが、いかがでしたでしょうか。
- 正体は大筒木イッシキの「器」
- ジゲン(大筒木イッシキ)に大金で買われ、「殻」のアマドに改造されている
- ナルトを守るためなら何でもすることから敵になる可能性が高い
となります。
大筒木イッシキは消滅した後、楔が消え知らなかった忍術を学び、今はアカデミーに入学し、不器用ながらチームワークを学んでいます。
不遇な幼少期を過ごしていた彼が楽しそうに過ごしているとホッとしますね。
未だに少し一匹狼加減が抜け切れていないところはありますが、いつか本当の笑顔を見せてくれる日が楽しみですね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事の関連記事はこちら↓
⇒【ボルト】サスケは死亡確定?輪廻眼を潰されて今後どうなる?
⇒【ボルト】ナルトは死亡する?カワキに殺される理由や今後の展開は?
⇒【ボルト】ロック・リーの嫁はテンテン!?結婚・離婚疑惑の理由について解説!
⇒【ナルト】名シーン・名言集ランキング一覧20選!心に響く名台詞!